HOME > 暮らしの情報 > 医師会からのお知らせ > 大腸がん検診を受けましょう
口から入った食物は、食道、胃、十二指腸を通って、小腸で栄養分が吸収された後、大腸にたどり着きます。大腸は肛門まで約二メートルの消化管で主に水分を吸収し、便を作る働きをしています。 この大腸にできるがんが大腸がんで、男性では胃がんに次いで2番目、女性では1番かかりやすいがんとされています。大腸がんの症状としては、「便に血が混じる」「下痢と便秘を繰り返す」「便が出きらずに残っているような感じがする」などがありますが、他のがんと同様、早期には、ほとんど自覚症状がありません。
40歳以上の人を対象に行われている大腸がん検診は、便に微量の血液が含まれているかどうかを調べるものです。最近の検査は、以前のように食事の影響を受けることはなくなりましたが、痔からの出血などでも反応してしまいますし、逆にがんがあっても出血していなければ見落とされてしまいます。 この検査で「異常あり」とされたら必ず精密検査を受けてください。また「異常なし」と判定されても、症状がある人は、精密検査を受けた方がよいでしょう。
精密検査としては、カメラを入れて直接内部を観察する内視鏡検査が行われています。肛門よりバリウムを注入してとレントゲン検査が行われることもありますが、見落としを無くすためには、内視鏡検査を併用する必要があります。
大腸がん検診は、大腸がんによる死亡を減少させると科学的に証明された、すぐれた検査です。年に1回は大腸がん検診を受けましょう。
奈良県医師会